話し方のコツ
あがり症を克服すると同時に、話し方のコツも身につけておきましょう。
言葉のメッセージ能力
言葉による相手へのメッセージ能力がどのくらいあるのか…
あなたは知っていますか?
実は、言葉が占めるメッセージ能力は、わずか7%前後しかなくて、
言葉以外のメッセージがほとんどを占めているそうです。
言葉以外には、口調・声の大きさ・視線・態度などがあり、
ジェスチャーなども当てはまりますね。
たとえば、家に帰ったとき、腕を組んで待ち構えている奥さんを見た時、あなたはどう思いますか?
「え?もしかして、怒ってる?なにか怒らせるようなことしたかな?」
そのように思うはずです。
つまり、腕組みというのは、相手を威嚇したり、悩み・怒りを示す動作だということです。 言葉を発さずとも、相手に意志が伝わっています。 また、会話しているときに相手が腕組みをしたら、それはあなたの話がつまらない、あなたに好意がないというメッセージになります。腕組みがクセの人の場合は別ですが…。
では、相手に良い印象を与えるには、どうするのが一番良いのでしょう?
それは、「笑顔」です。
言葉はなくても 「 敵意はありません 」 「 仲間ですよ 」 「 好感を持ってますよ 」 という気持ちが伝わるのです。「目は口ほどにもの言う」という言葉は誰でも知っていますが、いざ話をするときには、言葉以外の大事なもののことを忘れてしまっているものです。 声のトーンで相手に与える説得力も変わります。高いトーンより低いトーンが説得力があり、声が小さいと「自信がなさそう」と思われます。(4−2−@) 文章の途中で視線を変えると「自信がなさそう」という印象を与えます。(4−3−A) スピーチにおいては、とかく話の内容を重点的に考えがちですが、言葉以外の部分も重視し、スピーチの姿勢、声のトーン・大きさ、顔の表情などにも注意したリハーサルを積んで臨むべきなのです。
>> 追記
メラビンの法則
アメリカの心理学者アルバート・メラビアン教授が発表した結果では、メッセージの伝わる比率は、言葉が7%、話し方が38%、態度・表情が55%と言われています。
話はじめのコツ
話はじめでつまづくと、そのあとの会話が続かなくなり、しどろもどろになってしまう場合があります。 会話にしても文章にしても、この「出だし」が非常に重要で、お笑いの世界では「掴み」と言われるほど、 話はじめで何を言うか考えるほどです。
あなたが自分の話が自分でつまらないと思ったら、まずこの「掴み」を考えてから話すようにしてください。はじめの評価が低いとその後も評価が低いですが、逆に、はじめに「掴み」さえものにしてしまえば、その後はスムーズに会話が弾むものです。
間違っても、長々と話さなければならないような内容だけはヤメましょう。
耳が疲れてしまって、あまり深く聞いてもらえない以上に、
あなたも話す時間が長いことで、次第に緊張してあがり症が出てしまうことになります。
はじめの掴みは手短に。
あとは聞き手に回るのもよし、
実は、本当に話したかった本題に持っていくのもアリです。
人の評価は、はじめのかなり早い段階で行われがちですので、
特に出だしの部分を入念に練習して本番にのぞみましょう。
例え話を上手く使う話し方
例え話を上手く使う話し方ができると、相手にも理解しやすくなり、相手にあなたの話をもっと聞きたい!と思わせることができます。
相手と話すときに一番やってはいけないのが、自分だけが知っている情報で話してしまうことです。テレビで大好きな女の子とサッカーを観ていて、親切でいろいろと解説したとしてもそれは、ありがた迷惑になってしまうわけです。
サッカーを知らない女の子に、選手の得意技を言ったところでチンプンカンプン。
こういうときこそ、例え話を上手く使って、サッカーのルールなども含めて話すと、相手も理解できるので
一緒に楽しめますよね。
…というのが「例え話を上手く使った話し方」です。(笑)
やたらに専門用語を使ってしまう人や不必要な言葉を続けてしまうと、相手に伝わりません。
男性ならほとんどが知っている言葉でも、女性はあまり知らない言葉もあるでしょう。
また、男性が仕事場で使うような言葉は、主婦の方は知らないのが普通です。
話し上手な人というのは、難しいことを分かりやすく伝えます。
あがり症の方でも、相手にどうすれば伝わりやすいのかを考えながら話すと、伝えようという情熱も伝わるので効果があります。
「カンタンなことを難しい言葉を使って話すほうが話し上手だと相手に思われる」というのは、まちがった思い込みであり勘違いです。そう思って難しく話そうとするので、緊張してあがり症が出てしまう場合もあるのです。
